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10月2日(水)~4日(金)の3日間、リード エグジビジョン株式会社主催による「第10回 国際 ファッション ワールド 東京 秋」が、東京ビッグサイト 南展示棟にて開催された。同展示会は、アパレル、バッグ、シューズ、アクセサリーなど、あらゆブランド・製品がイタリア、ドイツ、アメリカ、台湾など世界中から出展する日本最大のファッション総合展であり、2020年SSの新作ウェアなどのファッションブランド・商材が一堂に集結。セレクトショップをはじめ、専門店、百貨店、通販、輸出入商、メーカーなどが、来場との間で、例年にも増して有意義かつ熱気溢れる取引・商談が行われた。
イタリア職人による快適な肌触りが特徴のアパレルブランド「Alessandro Papini」(社名:Rosetta K Tokyo)、米セレブ姉妹が手がけるバッグブランド「KENDALL + KYLIE」(社名:三誠商事(株))など世界35ヶ国から過去最多となる、1,050社(初出展:220社)が出展し、世界中から25,000名(国内:22,500名 海外:2,500名)が来場した模様。
あるアパレル関係出展者によると、「数年前から出展していますが、今年は特に出展者だけでなく、バイヤーも外国人が多いと、感じますね。英語の勉強は欠かせません」とのこと。
昨今の外国人観光客の増加、現在のラグビーワールドカップ日本開催、来年の東京オリンピック開催の影響も、多分にあるのではとも語る。
また、外国人出展者も積極的に「こんにちは~」と話しかけてくるのも、印象的であった。
また、初出展のアクセサリー業者曰く、「ずっと路面販売をやってきたのですが、人に薦められて、出展したんです。未知の世界でしたが、普段では出会えないような異国の人たちとも出会え、手ごたえを感じていますし、出展してよかったですね。今後の視野が開けました」と、正に、ワールドワイドに世界が広がったようだ。
反面、こちらも初出展のあるアパレル店からは、こんな感想も。
「これだけ、顧客が多いと、難しいことを痛感しています。アピールの仕方を色んな意味で臨機応変にしなければいけないですね。でも、まだ初日の中盤なので、頑張ります!」。
全体的に、普段、一同に介すことのない出展者たちの様子も垣間見れ、勉強させてもらえるという意味でも、この催事に参加できることに大きな意義を感じている出展者が多いといった印象であった。
バイヤーの方々も鋭い視線を各企業に向けながら、このアワード自体を楽しんでいたようだ。
さらに、注目の豪華テーマが目白押しであり、今後のファッション業界を担う業界のリーダー達が語る無料セミナーが全46講演開催された。事例を基にした戦略・マーケティングのノウハウを各々講演し、初日から、熱心な受講者が会場に詰めかけた。
コシノジュンコが語る「デザイナー人生の軌跡と行動哲学」、ユナイテッドアローズの田中和安上席執行委員に学ぶ「挑戦的な次世代ブランド育成論」、ZOZOテクノロジーの久保田竜哉代表取締役社長による「中国における『WEAR』の可能性」、BEAMS×スターバックスからの「コラボから学ぶ、話題を呼ぶプロモーション戦略とは」(SNS時代のVMD ~リアル店舗だからできることとは?~)など、業界関係者にとっては聞き逃せない話が満載であり、参加者たちは熱心にメモを取り、話に聞き入っていた。そして、緊急登壇したモデル・秋元梢さんによる特別トークショーにも、拍手喝采が沸き起こり、こちらも静かな熱気に溢れる。
さらに、デザイナーゾーン「Designer’s Gate」では、ウェアから小物まで網羅した、これからのファッション業界を担う50名のデザイナーをフィーチャー。ロンドンから帰国し、自身初となるカプセルコレクションを発表する「Chihiro Oka(チヒロオカ)」、ゆかたや着物を用いて和と洋を融合させた「ishiromae(ウシロマエ)」、奈良時代から伝わる彫金技法を用いた「IMURUTA(イムルタ)」など、新進気鋭のデザイナーズブランドが、催事にさらなる華を添えていた。