海外(ブラジル・フランス・ロシア)の女性と日本の女性の意識・行動”3つの違い” 海外で共通している認識は、「髪は色気をつくり、色気は日常生活を楽しくする」

~世界の女性の髪を知りつくしたトップヘアスタイリストが、「世界のヘアケア事情」を解説~

 株式会社エフティ資生堂のヘアケアブランド「TSUBAKI(ツバキ)」は、20代~40代の日本の女性100名を対象に、「色気を感じる女性が多いと思う国」を調査したところ、トップ3がブラジル、フランス、ロシアであることがわかりました。そこで、日本の女性と海外3カ国の女性を対象に、日本と海外の髪と色気に関する国際比較調査を実施。意識・行動に”3つの違い”があることが明らかになりました。
 ブラジル・フランス・ロシアの女性は平均して、約7割が自分に色気があると認識している一方で、日本の女性は1割程度にとどまり、日本の女性の色気に対する自己評価の低さが浮き彫りになりました。さらに、色気を出すために努力していることについて、海外の女性は「ヘアケア」、日本の女性は「身振り・立ち居振る舞い」と「スキンケア」に注力しており、海外の女性は「髪は色気を引き出す重要なパーツ」と認識していることがわかりました。そして、「色気がもたらす日常生活への影響」についての捉え方にも違いがあることも明らかになりました。
 この調査を受けて、パリコレクションをはじめ数々のショーで世界中の女性の髪に触れてきた資生堂トップヘア&メーキャップアーティストの計良宏文(けら ひろふみ)が、世界のヘアケア事情について解説します。

《調査結果のポイント》
■違いその1:色気の自覚
 海外3カ国の女性は7割が「自分に色気がある」VS 日本の女性は1割

■違いその2:色気を出すために努力していること
 海外3カ国の女性は「ヘアケア」VS 日本の女性は「身振り・立ち居振る舞い&スキンケア」

■違いその3:色気がもたらすもの
 海外3カ国の女性は「日常生活が楽しくなる」VS 日本の女性は「異性にモテる」

■資生堂トップヘア&メーキャップアーティスト 計良宏文が解説!
 「世界のヘアケア事情」

[調査概要]
・調査期間 :2016年10月27日(木)~ 11月7日(月)
・調査地域 :日本・ブラジル・フランス・ロシア(4カ国)
・有効回答数:1,200件
・調査方法 :インターネットリサーチ
・性/年代 :女性/20歳~49歳
・年代別割付:各世代100名

■違いその1:色気の自覚
海外3カ国の女性は7割が「自分に色気がある」VS 日本の女性は1割
 日本の女性が考える、「色気を感じる女性が多いと思う国」トップ3(ブラジル・フランス・ロシア)の女性のうち、自分に色気があると思うと答えた人は平均75.3%でした。ロシアが90.0%と一番高く、次いでブラジル・フランスと各国が高い割合で自分自身に色気があると認識していることがわかりました[グラフ1]。
 また、自分自身の外見に満足していると答えた女性は、平均して75.9%もいることが判明。3カ国ともに色気・外見ともに自己評価が高いことが調査で明らかになりました[グラフ2]。
 一方、日本では色気があると思うと答えた人はわずか10.4%、自分の外見に満足している人は32.7%と、色気に対する評価が低く、外見への満足度も低いことが、他国と比べて際立つ結果となりました。

■違いその2:色気を出すために努力していること

海外3カ国の女性は「ヘアケア」VS 日本の女性は「身振り・立ち居振る舞い&スキンケア」
 色気があり、外見に自信のある海外の女性は、色気を出すことへの努力を怠らないことも調査で明らかになりました。色気を出すために現在何らかの努力をしていると答えた海外の女性は、ロシアの81.0%を筆頭に、平均して73.1%もいることが判明。一方、日本では色気を出すために努力をしている女性は19.0%となり、努力に消極的であることがわかりました[グラフ3]。
 それでは、海外の女性と日本の女性では、普段色気を出すために行っていることにどういった違いがあるのでしょうか。この問いに対して、海外3カ国の1位は「ヘアケア(65.8%)」であることが明らかになりました。一方、日本の女性は「身ぶり・立ち居振る舞い(68.4%)」と「スキンケア(68.4%)」が1位となり、海外の女性にとっては髪と色気の関連性が強いことがわかりました[グラフ4]。

■違いその3:色気がもたらすもの

海外3カ国の女性は「日常生活が楽しくなる」VS 日本の女性は「異性にモテる」
 「色気」は日常生活においてどのような影響があるのでしょうか。海外の女性たちは、「毎日の生活の幸福度が高くなる」が平均して63.1%でトップにあげられました[グラフ5]。特にロシアは78.3%と8割近い女性が、色気があることで日常生活の幸福度が高くなると答えています。一方、日本は色気があることで「異性にモテるようになる(67.3%)」がトップにあがっています[グラフ6]。
 前述のとおり、海外の女性は色気をもたらすために、「ヘアケア」などの意識を高く持つことが、より自分を魅力的に見せるための手段であることを知っています。だからこそ、毎日の生活で自然と色気が身につき、その結果自信をもつことで人生が楽しくなるのだと考えられます。

■資生堂トップヘア&メーキャップアーティスト 計良宏文が解説!「世界のヘアケア事情」

 今回の調査では、 「色気を感じる女性が多いと思う国」3カ国の女性たちの色気への自覚とヘアケアへの注目度の高さが明らかになり、色気への自信が毎日の生活を楽しくすることが分かりました。一方、日本の女性は自分の色気に対して評価が低く、消極的であることがわかりました。そこで、パリコレなど数々のショーで世界中の女性の髪に触れてきた資生堂トップヘア&メーキャップアーティストの計良宏文に、世界のヘアケア事情について解説してもらいました。
 「一緒に仕事をするモデルには、ブラジル・フランス・ロシア出身の方が多いのですが、ヘアケアに気を使っている人は非常に多い印象を持っています。3カ国ともに共通しているのは、元々髪色が明るく艶の出にくい髪質だということ。空気はドライでパサつきやすく、水は硬水ということもあり、きちんとお手入れをしないと艶髪を保つことができません。そのため、髪への意識が自然に高くなり、大切にしたいという願望が強いのではないのでしょうか。そして、毎日努力して髪をきれいにすることで色気を保ち、それが自信につながっているのだと思います。
 一方、日本の女性の多くが消極的であることは非常にもったいないことだと思います。日本人の髪は、他国に比べるとハリやコシがあり、艶が出やすい傾向にあります。同じシャンプーを使っても、3カ国と比べると洗いあがりに差が出るほどです。世界でもトップレベルの美しい艶の出やすい髪質であるからこそ、ぜひ日々のヘアケアに対する意識を高めてみてください。それが色気をまとう有効な手段の1つになります。そして、色気を異性へモテることではなく、自分の人生をワンランク豊かにするひとつのアイテムとして捉えてほしいです。」

計良 宏文(けら ひろふみ) 資生堂トップヘア&メーキャップアーティスト

資生堂美容学校を卒業後、1992年に資生堂入社。「TSUBAKI」などの宣伝広告をはじめ、ファッション誌、ファッションショーのヘアチーフを多数務めるなど、多岐にわたり活躍中。美しい髪の質感を生み出すヘア技術に定評があり、多くの女優・タレントから支持を得ている。

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▼ TSUBAKI ブランドサイト

http://www.shiseido.co.jp/tsubaki/?rt_pr=tr732

▼ ビューティークリエーションセンター
http://hma.shiseidogroup.jp/?rt_pr=tr732

引用元:PR TIMES

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