在日イタリア商工会議所は2025年11月21日（金）17時にGOBLIN 千駄ヶ谷店にて
第16回イタリア料理コンクール （Gran Concorso di Cucina）のファイナル、決勝戦を開催した。
実力と創造性を兼ね備えてセミファイナルを勝ち上がり、この日ファイナリストとして決勝の舞台に立った2名は「チエロ・エ・マーレ」 矢口 喜章氏（墨田区亀沢）と「イタリア料理 スカルペッタ」 菊池優也 氏 （ 小平市学園東町 ）。
そして審査員はヴィットリオ・コッキ氏 (COCCHI シェフ)、ステファノ・ダル・モーロ氏（アンティカ・オステリア・デル・ポンテ総料理長）、クリスティアーノ・ポッツィ氏（元メルキュール東京日比谷エグゼクティブスーシェフ）、エマヌエラ・オリギ氏（イタリア料理アカデミー東京支部）、ジャンルーカ・カザソーラ氏 (Trattoria Pizzaria Casasolaオーナーシェフ)と、錚々たるメンバーで行われた。
料理のテーマは「カルボナーラ」。
一皿目はトラディショナルなカルボナーラ、二皿目は各店舗のオリジナルのカルボナーラという
2品ずつで技術と個性を存分に生かしてこのテーマに挑み「第16回イタリア料理コンクール」の
チャンピオンの称号をかけて競う。
会場には多くのメディア関係者、グルメ評論家が詰めかけ、提供された料理を実際に味わい、点数を入れる形式でチャンピオンが決定された。
審査中も会場の緊張は途切れることなく、シェフ同士の攻防はまさに“白熱”そのもの。
香り立つソース、テーマへの深い解釈など、両者の魅力が火花を散らすかのようにぶつかり合い、来場者からは感嘆の声が絶えなかった。
最終的に栄冠を手にしたのは「チエロ・エ・マーレ」 矢口 喜章氏。
会場は大盛り上がりとなり、戦った二人は握手を交わし、会場は拍手の渦と化した。
第16回
全国イタリア料理コンクール（Gran Concorso di Cucina） ファイナル・決勝戦
後援:
・駐日イタリア大使館
・世界イタリア料理週間（Settimana della Cucina Italiana nel Mondo）
協賛:日仏貿易株式会社、ビアレッティジャパン株式会社、EGOCHEF S.r.l.
主催：在日イタリア商工会議所
