【TOPICS&REPORT】 第11回FawTOKYO(ファッションワールド東京)[春]開催!ーRX JAPAN株式会社ー

第11回FawTOKYO(ファッションワールド東京)[春]開催!ーRX JAPAN株式会社ー

 

2024年4月17日(水)~19日(金)、東京ビッグサイト西1-4ホールで

第11回FawTOKYO(ファッションワールド東京)[春]が開催された。

出展社数約800社、来場者数は約23,000名(※数字はいずれも会期中の参考情報)今年も多くの出展者と多くのファッション関係者が集結した。

今回の開催にはジャパンファッションEXPO、ブランド&デザイナーEXPO、生地・素材EXPO、アジア縫製・生産工場EXPO、サステナブルファッションEXPO、ファッションテックEXPOに加え、健康・美容・スポーツウェアEXPOも行われ総合ファッション展としてより一層の充実したコンテンツを揃えての開催だ。

取材班はサステナブルファッション、ファッション×ウェルネスのスポーツウェア、そしてアパレルの今後のテクノロジーなどに注目した。

サステナブルファッションのゾーンでは昨今、国際的に課題視されているファッション業界の環境にもたらす負荷に対して技術、アイデアを生かして解決にチャレンジに挑むアパレル企業が多く参加しており注目を集めていた。

特にイギリスからは「キノコの菌糸」から生まれた植物性のレザーなどを展示されていたり別ブースでは廃棄された衣服が「家具」「化石燃料」の再循環に取り組んでいる「Withal」プロジェクトなども、更には100%リサイクルされたオーガニック素材を使用したスペインブランドのアイウェアなど各社サステナブルへの取組みも進化をさせていた。

一方、ファッション×ウェルネスでは身に着けるスキンケアであるビタミンEを含んだ繊維「セルソリューション」や太陽光から肌の光老化を防ぎ美肌を守る近赤外線カット素材のTrubeauteなど注目のアイテムが多数展開されていた。

そして、話題の「生成AI」は勿論今回「顧客体験」にも注目が集まったファッションテックゾーン。ネットショッピングに拍車をかけるスマホを使ったバーチャル試着カメラや選択ラベルにQRコードを印刷した「コスト削減」と「サステナブル」の両立を果たす仕組みも登場。

どれも注目のアイテム、各社の取組みと言える。

コロナ禍で外出が減りファッションの購入から遠ざかった消費者も少しずつ

回復傾向にある中で消費者のニーズも変化してきている。

ニーズが高いサステナブルファッションやファッションテックは勿論、ニーズの高い健康分野を掛け合わせたウェルネスファッションを各小売店によって市場に根付かせることで更なる市場回復の加速やファッションカルチャーの浸透を後押しするものになればと想像している。

これからのファッション市場と消費者ニーズを注目したい。

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