大宮の肉バルがグランピング料理 イノシシやシカなどジビエ料理も

「肉バル イノシカチョウ大宮本店」(さいたま市大宮区宮町1、TEL 080-9809-8711)が8月からグランピング料理を提供している。

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グランピングとは、グラマラス(Glamorous)とキャンピング(Camping)を掛け合わせた造語で、「ぜいたくなキャンプ」という意味。ここ数年、リゾートを楽しむ新しいスタイルとして流行している。同店は大衆系の居酒屋が多い大宮で他店との差別化を図り、イノシシやシカ、カモ、ウサギなどのジビエ料理を中心にメニューを展開してきたが、「もっと本格的な肉料理に親しんでもらいたい」とグランピング料理に着目した。

 人気メニューは、グランピングでよく使われる鉄製の鍋「ダッチオーブン」を使う「選べるお肉のロースト」(2,473円~)。アメリカ産のアンガス牛、北海道産のエゾジカ、カナダ産のイノシシ、ニュージーランド産のスプリングラム、岩手産の岩中豚から2種類または3種類選べる。料理を席に運ぶ前にスモークウッドを入れ、客席でふたを開けると薫製の煙が出てくるという演出もある。店長の奈良岡純さんは「お客さまの目の前でフランベし、盛り付けに凝るなど、提供する側も一緒に楽しめるメニューを本社のメンバーや店のスタッフと共に半年ほどかけて考えてきた」と話す。「初めて食べる人にも食べやすい部位を使っている」とも。

 最近はSNS映えする料理が人気なこともあり、グランピング料理に対する客の反応は良く、「ダッチオーブンを見た時の『わあっ』という声や、盛り付けに感動する声が多い。写真を撮りたい人にも喜ばれる」と奈良岡さん。日曜は家族連れも多く来店しているという。

 「畑のバーニャカウダ」(1,610円)は、畑に見立てて野菜を盛り付けし、土にそっくりなクラッカーを散らしている。焼きマシュマロとチョコレートを使ったアウトドアでの定番デザートとして人気がある「自家製マシュマロのフローズンスモア」(810円)は、マシュマロから手作りして甘さを抑えてある。

 店内は板張りの壁にランタン、まき、フラッグなどが飾られ、「山小屋をイメージ」した造りでグランピング気分を盛り上げる。

営業時間は16時~24時(金曜・土曜・祝前日は翌1時まで、日曜・祝日は24時まで)。

引用元:大宮経済新聞

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