【NEWS】エスティ ローダー、第25回世界皮膚科学会(WCD2023)においてサーチュイン遺伝子と長寿に関する新知見を発表 権威ある学会で皮膚長寿科学の進歩を発表-エスティローダー

権威ある学会で皮膚長寿科学の進歩を発表

2023年6月22日 — エスティ ローダーは、2023年7月に開催される第25回世界皮膚科学会(WCD2023)において新たな研究成果を発表した。WCDは、4年に1度開催され、皮膚科学の分野をけん引する皮膚科医、研究者、専門家団体に対し、最新の研究成果を発表する、最大規模かつ最も権威ある国際皮膚科学会議の1つである。

エスティ ローダーのグローバル ブランド プレジデント ジャスティン ボックスフォードは、「エスティ ローダーは、15年以上にわたり最先端のサーチュイン遺伝子の皮膚科学研究に取り組み、先進のテクノロジーを開発してきた。今回世界的権威ある学会で最新の皮膚の若返り研究を発表することは、エスティ ローダー リニュートリィブにとって、新しい時代の幕開けともいえる瞬間。この研究は、皮膚細胞の老化を逆行させ若返らせる可能性を示すもの。エスティ ローダーは、エイジングによって失った時間を取り戻すために、未来のスキンケアを再構築していく」と述べている。

エスティ ローダー研究所は、皮膚の構造特性に対するサーチュイン長寿タンパク質の活性について、新しいデータを公表した。この研究成果に加え、「サーチュイン遺伝子と長寿」をテーマにしたシンポジウムをWCDにて主催。このシンポジウムでは、エスティ ローダー カンパニーズ シニア ヴァイス プレジデント、バイオサイエンス Dr. ナディーン ペルノデと、カリフォルニア大学バークレー校の代謝生物学、栄養科学、毒性学の教授であるDr. ダニカ チェン が登壇し、これらの長寿要因と老化について主要な研究を発表。この研究内容は、老化の進行を理解し、皮膚長寿研究の基礎を築くため、目に見える形で皮膚の老化を遅らせるまたは若返らせるアプローチに対して持続的な発展に貢献するものだという。

Dr. ダニカ チェンは、「私はサーチュインの研究に生涯を捧げている。それは、サーチュインには老化を遅らせる、または逆行させる(若返らせる)といった、老化に関連する症状の治療、ヒトの健康の改善に役立つ可能性があるからだ。私は研究を通して、活力を高め、健康寿命を延ばすことをこの研究で達成させたいと思っている。エスティ ローダーの研究は、皮膚における特有のサーチュインまたは他の組織と共有されるサーチュインの活性を特定することにより、サーチュイン生物学を進歩させている。また、目に見える形で皮膚の老化を遅らせたり、若返らせたりするアプローチを開発することで、老化に関する生物学の理解を深めている」と述べている。

また、エスティ ローダー研究所は、ポスター プレゼンテーションにて、長寿タンパク質の重要な構造的タンパク質に対する影響によって、皮膚細胞の形状と強度を高め、皮膚の力学的性質をサポートするという研究結果を発表する。

「私たちは継続的な研究を通じて、皮膚生物学および皮膚の機能の最適化に寄与する細胞経路に関するエピジェネティックな知見を進歩させている。20年近くにわたる皮膚内に存在するサーチュイン遺伝子の役割の研究において、皮膚細胞を活性化させ、より長く健康に保つためには、サーチュイン遺伝子が不可欠であることを明らかにしてきた。このサーチュイン遺伝子グループの役割を調べることによって、これらが皮膚細胞の重要な働きをサポートし、皮膚細胞をより長く健康に保つこと、そしてより若々しく、活動的かつ効率的であることに役立っていると明らかにした」とDr.ナディーン ペルノデは述べている。

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